院長あいさつ

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院長 荒木 正

狭心症や不整脈などの心臓病や脳卒中は血管の動脈硬化による病気であり、増加の一途を辿っております。これには高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、睡眠時無呼吸症候群の生活習慣病が背景に潜んでいることがわかっております。近年、病気にかかる方も20代の若年から85歳を超える超高齢者までと裾野は広がる一方で、まさに国民病と言う名に相応しい状況です。
私は、医師になってからの多くの時間をこれらの病気と向き合ってきました。
特に心臓カテーテル治療やペースメーカー治療を数多く手掛け、昼夜問わずに手術室や救急救命センター、集中治療室で治療を行ってきました。医療の進歩とともに、その多くの患者様が救命される一方で、もっと早期に発見・治療が出来ていればと思うことも多々ありました。心臓病や糖尿病の早期発見・治療のお役立てが出来ればと思い、心臓病や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の早期発見・治療を専門とした亀戸内科クリニックを開業しました。
また、亀戸内科クリニックでは高血圧、心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈、浮腫などの循環器疾患のみならず、糖尿病、高脂血症、睡眠時無呼吸症、禁煙治療、内科、健康診断、予防接種まで幅広く診療を行っております。心臓病、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満などの生活習慣病でお悩みの方は、まずはお気軽に当院へご相談ください。

亀戸内科クリニック開院までの道筋

千葉県船橋市に、3人兄弟の末っ子して生まれました。両親は薬剤師として薬局を経営しており、親族の多くが医者、歯医者、薬剤師の医療一家で育ちました(兄は後に歯科医師、姉は後に薬剤師)。保育園のころに小児喘息を発症し、毎週総武線で病院通いをしていたために、病院は大変身近な存在でした。小学校の卒業アルバムには、将来の夢は医者と書いており、その気持ちは今日までずっと揺らぎませんでした。その後、中学、高校、大学と総武線で通勤していたために、亀戸にはよく途中下車をして友人と遊んでいました。
東邦大学を卒業後に、東邦大学大橋病院第3内科(現循環器内科、消化器内科、腎臓内科)に入局しました。研修医のころに心肺停止で来院された方が緊急カテーテル治療後に元気になり退院していくのを目の当たりにして循環器内科を志すようになりました。その後は、自分の腕を磨くために日夜カテーテル治療を中心とした集中治療室での日々を送っておりました。一方で、患者様との接点がカテーテル室だけに段々と減っているのに寂しさを感じておりました。医者として、患者様のより近くに寄り添った医療を行いたいと考えた時に一勤務医の立場ではできることに限界がありました。そのため、自分の今までの経験を生かした独自のクリニックを開院することを決意し、この慣れ親しんだ亀戸の地に平成28年4月、亀戸内科クリニックを開院することになりました。

経歴

2003年 東邦大学医学部医学科卒業
東邦大学医学部付属大橋病院第三内科
(現 循環器内科、消化器内科、腎臓内科)入局
2004年 東邦大学大橋病院研修
(神経内科、糖尿病内科、皮膚科、救急救命センター、麻酔科、放射線科)
2005年 総合病院厚生中央病院消化器内科
国立病院機構東京病院呼吸器内科
2006年 東邦大学医療センター大橋病院循環器内科
2007年 東京高輪病院循環器センター
2010年 東邦大学医療センター大橋病院循環器内科助教
2016年 亀戸内科クリニック開設

資格

  • 医学博士
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本医師会認定産業医(デイリースポーツ嘱託産業医)
  • AHA ACLSプロバイダー
  • AHA BLSプロバイダー

受賞歴

  • 第49回 日本脈管学会 若手研究奨励賞(YIA)優秀賞 受賞

学会発表

  • 米国心臓国会議(AHA)
  • 米国心臓病学会(ACC)
  • ヨーロッパ心臓病学会(ESC)
  • 日本循環器学会
  • 日本心臓病学会
  • 日本心血管インターベンション学会

他、国内国外含め多数

論文発表(筆頭のみ)

  • 荒木 正,原 久男,國正 妙子,角田 太郎,諸井 雅男,中村 正人,鈴木 真事,杉 薫,
    大関 泰宏,村岡 理人,尾崎 重之,高橋 啓
    『増大する瘤を伴った冠動静脈瘻の1例』
    心臓 2005;37:1027-1033
  • 荒木 正,道躰 幸二朗,加藤 薫,池田 真幸,太田 昭彦,服部 克哉,菅野 聡,剛崎 寛徳,
    酒井義浩
    『糖尿病性昏睡に急性壊死性食道炎を併発した1例』
    Gastroenterological Endscopy 2006;48:2486-2492
  • 荒木 正, 板谷 英毅, 山本 雅人, 出川 敏行
    『Palmaz-Schatzステント挿入後11年の経過で2度、遅発性再狭窄を来たした1例』
    日本冠疾患学会雑誌2009;15:22-26
  • 荒木 正, 板谷 英毅, 山本 雅人, 出川 敏行
    『劇症型C群溶連菌感染症によるToxic shock-like syndrome(TSLS)の1例』
    内科 2009;103(4):798-802
  • Tadashi Araki, Hideki Itaya, Masato Yamamoto
    『Acute compartment syndrome of the forearm that occurred after transradial intervention and was not caused by bleeding or hematoma formation』
    Catheterization and Cardiovascular Interventions 2010;75(3):362-365
  • 荒木 正, 板谷 英毅, 大塚 健紀, 山本 雅人
    『慢性腎臓病合併例に対する冠動脈バイパス術の遠隔期成績』
    日本心臓病学会誌 2010;5(1):13-19
  • 荒木 正, 山本 雅人
    『冠動脈瘤血栓性閉塞による急性心筋梗塞の1例』
  • Tadashi Araki, Masato Nakamura, Takaaki Imamura, Makoto Utsunomiya, Maki Hori, Nobutaka Ikeda, Hideki Itaya, Kunihiko Makino, Naohiko Nemoto, Raisuke Iijima, Hidehiko Hara, Takuro Takagi, Kaoru Sugi
    『Bilateral Spontaneous Renal Artery Dissection』
    Journal of Cardiology Cases 2011;4(2):e101-e105
  • Tadashi Araki, Masato Nakamura, Makoto Utsunomiya, Kaoru Sugi
    『Visualization of coronary plaque in type 2 diabetes mellitus patients using a new 40MHz intravascular ultrasound imaging system』
    Journal of Cardiology 2012; 59(1):42-49
  • Tadashi Araki, Masato Nakamura, Makoto Utsunomiya, and Kaoru Sugi 
    『Visualization of Coronary plaque in arterial remodeling using a new 40 MHz intravascular ultrasound imaging system』
    Catheterization and Cardiovascular Interventions 2013;81(3):471-80
  • Tadashi Araki T, Nobutaka Ikeda, Molinari F, Dey N, Acharjee S, Saba L, Suri JS.
    『Link between automated coronary calcium volumes from intravascular ultrasound to automated carotid IMT from B-mode ultrasound in coronary artery disease population.』
    Int Angiol. 2014;33(4):392-403.
  • Tadashi Araki, Masato Nakamura M, Kaoru Sugi
    『Characterization of in-stent neointimal tissue components following drug-eluting stent implantation according to the phase of restenosis using a 40-MHz intravascular ultrasound imaging system.』
    J Cardiol. 2014;64:423-429

著書(筆頭のみ)

  • 荒木 正:チアノーゼ、失神、四肢痛、ショック エキスパートナース循環器疾患:疾患の理解と看護計画(杉 薫 編). P38-46, 学研, 東京, 2011
  • 荒木 正:薬物療法 エキスパートナース循環器疾患:疾患の理解と看護計画(杉 薫 編). P87-97, 学研, 東京, 2011
  • 荒木 正、中村 正人:病態から見た冠動脈疾患の診断 SMI(silent myocardial ischemia)の診断,月刊「INTERVENTION」特集 冠動脈疾患の診断(尾崎 行男編), メジカルビュー社, 東京, 2013
  • 荒木 正、中村 正人:モダリティから見た冠動脈疾患の診断 iMAP, 月刊「INTERVENTION」特集 冠動脈疾患の診断(尾崎 行男編), メジカルビュー社, 東京, 2013.11
  • 荒木 正、中村 正人:閉塞性動脈硬化症の疫学-日本人の動脈硬化性疾患におけるPADの関与-, 循環plus, メディカルトリビューン, 2013

診療理念

1.患者様のお声を拝聴し、良質な医療を提供することで、皆様の笑顔を増やします。
患者様やご家族様の病気や治療に対する様々なご要望、お悩みを聞かせていただき、それぞれにあった最適な医療やサービスを提供すると共に、皆様が笑顔で生活できるお手伝いをいたします。
2.患者様の全身を診るかかりつけ医(ホームドクター)を目指します。
循環器内科・糖尿病内科・呼吸器内科の専門分野疾患はもちろん、内科全般領域、健康診断、予防接種などを含めた総合的な視野で診察を行える、かかりつけ医(ホームドクター)を目指します。
3.地域の医療機関など相互連携を持ち、最適な医療を提供します。
通院困難な方には往診や在宅医療を提供いたします。また、高度医療が必要な場合は速やかに近隣の医療機関と連携を行います。

循環器内科のイメージ「ハート」と、ハートの周りを巡る和は、人と人が支えあい、地域コミュニケーションを大切にするイメージ。地域の人と人の和を大切に、地域皆さまの健康をサポートする医院として貢献する思いを込めました。

医院概要

医療法人

亀戸内科クリニック

内科・循環器内科・糖尿病内科

所在地
〒136-0071
江東区亀戸2-26-8 風月堂ビル1階
診療科目
内科・循環器内科・糖尿病内科
電話
03-5626-5600
アクセス
JR総武線・東武亀戸線 亀戸駅北口 徒歩2分
診療時間
  日祝
9:00~12:30
15:00~18:30

※:土曜午後14:00~17:00
休診日 木曜・日曜・祝日

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