アレルギー免疫療法について

今年は例年よりもスギ花粉の飛散が多かったせいか、昨年よりもつらい思いをした方が多かった印象です。わたしたちの体は普段より異物を排除して感染症などから体を守るために免疫を有しています。しかし、この免疫が花粉など体に害のないものに対しても過剰に反応してしまうことがアレルギーです。アレルギーが生じると、くしゃみや鼻水、かゆみ、咳などの症状が現れ、花粉症やじんましん、喘息、食物アレルギーなどが起こります。アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量から体内に入れることで、体を慣らしていき症状を緩和させる治療です。現在はスギ花粉症、ダニアレルギー性鼻炎などに対して行われています。

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