インフルエンザワクチンの不足について
2017年12月1日
昨日インフルエンザの流行が東京でも始まったと報道されました。今年はインフルエンザワクチンの不足もあり、流行が例年以上に広まるのではないかと懸念されております。インフルエンザは2~3日間は高熱が出ますが、その後はだんだん熱が下がってきて、4~5日かけて症状がよくなっていきます。しかし免疫能が不十分な5歳未満の子供、65歳以上の高齢者、妊婦、糖尿病、肺や心臓、肝臓や腎臓の慢性疾患を持っている人や、免疫を抑制する治療を受けているような人などでは、インフルエンザが重症化することや、肺炎などの合併症を引き起こすなどがあります。このような方々には特にインフルエンザワクチンを早く接種することが望まれますが、いまだ供給不足が続いており大変心配な状況です。