高齢者と脱水症
2016年7月26日
高齢になると体の水分量が徐々に減り若いときと比較して約10%減少するとされています。さらに、加齢とともにのどの渇きを感じにくくなっていきます。また利尿剤や降圧剤などを服用していることが多く、これらの副作用として脱水症を併発することがあるなどより注意が必要です。尿の色が濃い、暑いのに汗をかかない、皮膚に張りがない、トイレの回数が減るなどが脱水症の兆候です。こまめに水分補給をしましょう。また発汗時や喉が渇いたと感じた時には体液に近い成分で体に吸収しやすい経口補水液を摂ることをお勧めいたします。