血糖値スパイクについて その1
2016年10月11日
NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」が10月8日に放送されました。内容としては食前の血糖値が正常でも食後に血糖値が上がる方と上がらない方がおり、上がる方は将来的な心筋梗塞や脳梗塞、認知症へのリスクが高くなるといったものでした。血糖値スパイクが生じる原因は食事による急激な血糖値上昇に対しインスリン分泌が追いつかず、高血糖を抑制できないためです。当院では以前より健診以外の定期受診では食後の血糖での採血でも構わないとしているのは、この血糖値スパイクの確認のためです。血糖値スパイクという言葉が広まり、少しでも食習慣の見直しに繋がればと思います。