高齢者糖尿病の血糖コントロールについて

糖尿病は加齢とともにインスリン分泌能が落ちることから、年齢を重ねるごとに増悪傾向になることが知られています。一方で加齢で肝臓や腎臓などの臓器障害も増えていくことから薬の作用など高齢者には特別な配慮が必要になります。また認知症があるか、一人暮らしか、食事は自分で作るか、歩けるかなどによっても薬の内容やどの程度を糖尿病の改善目標にするかなど気にする点が増えていきます。一般的には高齢者は低血糖への注意がより必要となります。このために目標値は若い方よりも高めに設定されることが多いです。

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