脂質異常症、高コレステロール血症、高脂血症の定義について

この3つを完璧に使いこなすのは一般の方では難しいかもしれません。実際、医療の現場でも、これらの用語が混乱して使われていることが多いのが現状です。
まず、「脂質異常症」ですが、LDLコレステロール(悪玉コレステロール):140mg/dL以上、トリグリセライド(中性脂肪):150mg/dL以上、HDLコレステロール(善玉コレステロール):40mg/dL未満(いずれも空腹時の血清中濃度)のいずれか一つを満たすことと定義されます。
次に「高コレステロール血症」は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール):140mg/dL以上のことです。
最後に「高脂血症」は、上記の「高コレステロール血症」もしくはトリグリセライドが150mg/dL以上(高トリグリセライド血症)のいずれか、または両方ある状態のことです。
上記のようにかなり定義が重なっているのが混乱に拍車をかけています。
全て覚えるのは難しいでしょうが、微妙に内容が違うことをご理解下さい。

運動療法について

糖尿病や高脂血症、高血圧などのメタボリックシンドロームには運動療法が有効です。とはいえ、食事療法と比較しても継続的に行う上では大変難しいです。運動療法のメリットは病気の改善以外にどのようなものがあるのでしょうか?
①薬の効きを良くする
②筋肉がつき、心肺機能が向上する
③骨粗鬆症の予防になる
④血行が良くなる
⑤活動的になれるために精神的にもよい
⑥ストレス解消
⑦治療法としては比較的安い
などです。
こういったことを実感しながら運動を行うと長続きしやすいと思います。

糖尿病の治療について

糖尿病治療において、血糖コントロールが長期となるために食事・運動・薬が重要です。現在、日本では7種類の糖尿病薬が使用されており、年齢、合併症、生活環境等を考慮して、どの薬を使用するかを判断しております。実際にある製薬会社の調査では医師の指示通りに内服が出来ていた糖尿病患者はわずか44.9%であったとの報告があるほどです。これらを踏まえ糖尿病の新規患者に対して現在、最も使用されているDPP-Ⅳ阻害薬は食事の前後に関係なく内服可能で、内服回数も1日1回でよいものが多く、低血糖発作などの副作用も以前の糖尿病薬より少なくなっております。さらに、2015年に発売された新しいDPP-Ⅳ阻害薬であるトレラグリプチン、オマリグリプチンに至っては1回服用すると効果は1週間持続するため、1週間に1度の服薬で十分となっております。肝心の効果に関しましても1週間に1度の内服で、従来型の毎日内服するDPP-Ⅳ阻害薬と同等の効果であることが確認されています。軽症の糖尿病患の方には最適です。

心筋梗塞はどんな症状が出る?

こちらのサイトを監修しました。
心筋梗塞は胸痛はもちろん、様々な症状から疑われます。冬は心筋梗塞の多くなる時期です。是非ご一読頂ければ幸いです。

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糖尿病の食事療法ー低炭水化物ダイエット

糖尿病の方より食事療法はどういったものがいいか、よく相談を受けます。これを食べたらいい食品や逆に、これを食べたらダメという食品は存在しません。腹八分、1日3回、薄味、野菜やキノコ類を中心とした食生活を勧めています。その中で、低炭水化物ダイエットは短期間で効果が出やすい食事療法です。ただ、極端な低炭水化物ダイエットには賛否両論あるために、お勧めしておりません。まずは夜のみごはんやパンを止めるプチ低炭水化物ダイエットでも十分効果が出ますので、そちらから勧めております。

 

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